おはようございます。

ペテン師役兼演出として、今回の『天使・ペテン師・泣き虫』に携わりましたとみさこです。

公演から1週間、随分経ったような気がしますね。

本当は舞台本番の前にブログを書いてくれと言われていたのですが、

 

 

「忙しければ無理しないでね。」

 

 

との優しい但し書きに、

 

 

「忙しい。」

 

 

と答えて逃げていました。まさか終わってから書くことになるとは。

 

 

 

 

 

 

ひとまず公演も終わってしまって、何を書くべきか模索しつつ書くわけですが、

第1回公演から演出まわりに関わってきた身として

文脈をつなぐような役回りを果たすようなことが書けたらいいのかなと思っています。

 

 

とは言いつつ、個人的なことからワッと書きますと

私は今年の4月からボイスタレントとして活動をしているナレーター・声優です。

舞台に役者として立つのは今回が初で、

それまでは普通に大学を卒業して、就職して、退職して(!)、1年養成所通って、

オーディション通って(!)、プロになっています。

ラジオ番組・CM、VPナレーション、キャラクターボイス、朗読劇、等々の経験を踏まさせていただいているところです。

大学生のころにジャグリングを始めて、JSP第1回で演出補佐をしたことをきっかけに

Juggling unit ピントクルに入り、JSPの活動に毎回関わってきました。

今回舞台に立たせていただいたこと、そして演出までさせていただいたことに、

まずは何より感謝しています。

 

 

懐しいですね。

第1回公演ではP山さん(ピントクル元代表・山下耕平)が演出と脚本をして、

ぼくはその補佐をさせてもらったのでした。

 

 

「ジャグリング道具が出現しただけで、舞台の集中がそこ1点になっちゃう問題が〜」

 



 なんて話をしながらやってました。

 

 

 

ディアボロ ジャグリング動画 JSP第一回公演


 

 

シガーボックス ジャグリング動画 JSP第一回公演


 

 

 

 

 

それから「無声劇って大変。」

 

なんてことに立ちあたって、

第2回ではその解決を脚本と芝居のクオリティに求め、

第3回では方針を変えて役者のセリフと芝居を投入した。

(脚本による世界観の設計もその方向性に多いに貢献してくれた。)

 

その間にぼくは会社で

ディレクター、裏方(撮影、編集、音響、照明、制作)、出演者による製作現場のフローと

プロデューサー、代理店、媒体、スポンサーという企画サイドの関係を知り、

さらには養成所で芝居も学んじゃった。

 

そんなこんなで第4回公演製作の蓋を開けてみると

稽古を回すことができて各セクションとのつながり、流れを把握しているマンとして

第1回以来の演出1名体勢で作っていくことと相成りました。

 

 

 

 

 

 

 

それから今日までのことを思い返すと、書く手が止まってしまいますねぇ。

まだまだ全然、生の感情が言葉になることなく次々に心の中に沸き起こってきます。

だって打ち上げだってまだですよ(今夜です)。

そういう意味ではまだ終わってないです笑

 

しかし、ひとまず「JSPの舞台」という模索に一つの回答(解答じゃなく)を出せて良かったと思っています。

このJSPという企画の根っこはとても単純で原始的です。

 

 

「ジャグリングの良さを、舞台という誰もが観られる場所で生で楽しく味わっていただく」

 

 

もっと言うと、

 

 

「ジャグラーが最初に夢見るであろうかっこいいルーティンの素晴らしさ、そしてそれを生で味わう感動を、世界に広めたい」

 

 

こんな感じのことです。

なんつー真っ直ぐさ。いつでもどこでも再生産されうる企画だと思います。

つまりは、中身勝負の王道企画なんです。

演出としては非常に清々しくやれました。

思うようにならなかったり(良くも悪くも)、

思うようになったり(良くも悪くも笑)、

しましたが、次の再生産に対して意欲を持てる終わりに来られたと思ってます。

 

 

 

まとまりがついていないですが、

今のところ書ける内容はここまでです。

 

 

 

役者としてはペテン師はちと寂しかったなぁ。

ほかの役にも言えますが、ヒトという生き物は表現の中でもっとたくさん動いていける。

動いていかねばと、思いました。

 

 

 

以上です。

出演者はじめスタッフの全ての方々、コラボしてくださったinuike.さん、

応援くださった皆様、そしてご来場いただいた皆様、

またどこかでの巡り合わせを願っています。

ありがとうございました!

 

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