突然ですが、
ジャグリングの舞台公演、って一体どんなものでしょう?
 
今回のブログ、担当は演出の山下です。
「ジャグリングを観る」と言った時に思い浮かべるものはやはり、大道芸かサーカスなのではないかと思います。
演劇や音楽のコンサートを見に行くような心持ちで、大きなホールなどへジャグリングを見に行く文化、というのはあまり想像がつかないですよね。
ジャグリングの舞台ってどんなものだよ、という話をしてみようと思います。
 
このJSPという企画はジャグリングの舞台公演です。
公演の形式としては、ミュージカルに少し似ています。ミュージカルは歌・ダンスのパートと演技(台詞)のパートが分かれていますよね。演技の部分で全体を包み込みつつ、歌・ダンスの部分で観客を引き込む。。。
今回の公演では、歌・ダンスの部分の代わりにジャグリングのパフォーマンスが入ることになります。そしてさらに、演技の部分が、台詞のない無言劇となるのです。(他にも形式は様々ありますが、今回は割愛!)
イメージできますでしょうか?
 
…とここまで書いてきましたが、現在アマチュアジャグリングの世界に身を置いている人であれば、上のような説明をせずともすぐにイメージできてしまいますよね。
実はこのような形式のジャグリング舞台はすでに日本ではいくつも存在しています。
少し列挙すると、京都大学のジャグリングサークル京都大道芸倶楽部 Juggling Donutsの「Juggling Donuts Live」(2000~)、東京の電気通信大学のサークルPassageの「Hop Step Passage」(2004~)など。いずれも年に一度のペースで公演を行っています。
なんともう十年以上の歴史をもった舞台の形式なんですね。
 
じゃあ、演出のやり方なんかも相当に洗練されてきてるんじゃない?とお思いかもしれませんが、僕の見ている限りでは意外とそうでもない。なぜかというと、このような公演の担い手が学生のジャグリングサークルであるからなんですね。
要するに、同じ人材が何度も舞台の製作に関わるということがあまりないんです。これじゃあ十年経とうが大して変わりがない。
さらに、学生サークルというのは外部とのつながりは持つものの、基本的には閉鎖的な集団です。人の出入りは多くないですよね。どうしてもガラパゴス化というか、いろんな経験をためていくことができません。
 
さて、そこでJSPです。
JSPも今回の関係者は学生が多いです。が、今後続けていく際には長く関わる人材も出てくるでしょう。
そしてさらに大事な点は、その「学生」というのが多様な大学・サークルの出身/所属者で彩られていることなんです。先に上げたJuggling Donutsのほかに、シンフォニー公演を行っている関西大学のジャグりま専科、頻繁に定期公演を打っている同志社大学のHocus-Pocus、そして今年2014年に初のPatio Liveを行った大阪大学のPatioなど。もちろん学生のみならず、サーカス学校出身者や半ばプロとして活動するようなパフォーマーなどもまたいます。
今回のJSPには様々な経験が一堂に会していると言って良いかと思います。
これまで所属していた団体が違っていれば、システムも違い、用語も違い、感性もまた違います。それが混ざりあって一つのものをつくることは当然難しく、問題も多々あります。が、これだけ多様な人材が集まって一つの舞台をつくるのは関西のジャグリングシーンでは初めてです。
ここから何か生まれてくるのは間違いないと思います。
 
冒頭に戻りますが、ジャグリングの舞台公演とはどんなものか。
JSPでは、今までにも存在していたものである、複数のジャグリングパフォーマンスを無言劇のストーリーによって包み込むという形式を採用しています。僕の考えではこの形式はまだまだその魅力を存分に発揮できるものには完成されていません。
これを様々な経験を取り込みつつ、徐々に完成へと導いていく企画、それがJSPだと僕はそう思いながら演出に携わってきています。
 
是非、最初の結実たる第一回公演、見に来て下さい!
舞台でジャグリングを観ることの魅力、感じられることまちがいなしです。
ということで、今回のブログは演出の山下でした。
会場でお待ちしております!

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